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2026/07/23 08:17

藍染の美しい青は、染めた瞬間から青いわけではありません。
染液から引き上げた布は、最初は黄緑色のような色をしています。
そこから空気に触れ、酸化することで、少しずつ鮮やかな藍色へと変化していきます。
染めては空気に触れさせ、また染める。
この工程を繰り返すことで、淡い青から深みのある藍色まで、さまざまな表情が生まれます。
草木染めもまた、自然の力を活かした染色方法です。
染め上がる色は、使用する植物だけでなく、手織りのオーガニックコットンやリネンなど、生地の種類や風合いによっても表情が変わります。
さらに、染液の温度や染色時間、ミョウバン・鉄・銅・スズなどの媒染剤によっても、色合いは大きく変化します。
同じ材料、同じ工程で染めても、まったく同じ色を再現することはできません。
だからこそ、一枚一枚に、その日その時の全てのハーモニー、個性が映し出された、世界に一つだけの表情が生まれます。
h a r i hでは、このような染色の工程を一つひとつ手作業で行い、一点一点丁寧に仕上げています。
手仕事だからこそ生まれる、天然染料ならではの風合いとぬくもり。
お気に入りの一着として、永くご愛用いただけましたら幸いです。


